日時:2022年3月1日(火)18:00-19:30(開場:17:50)
講師:Aileen美緒子Smith(アイリーン・ミオコ・スミス)氏/Ms. Aileen Mioko Smith
会費:2000円(学生無料)
言語:講師が日本語と英語でお話になります
Group Discussion:講演後に小グループでディスカッションを行いますが、英語と日本語のグループがございますので、ご希望の言語をご連絡ください
Zoomでの表示名:入室許可の関係で、お申込み者と分かるお名前をご表示ください。
講師紹介:Aileen美緒子Smith氏 1950年、東京生まれ。68年スタンフォード大学入学、70年中退、83年コロンビア大学で環境科学の修士号取得。70-71年ユージン・スミスの写真展「Let Truth Be the Prejudice」(日本での展覧会名「真実こそわが友」)の展示制作を担当。
その後ユージンと来日、結婚。71年秋から水俣病取材のため、水俣に3年間住む。75年写真集「MINAMATA」の英語版をユージン・スミスと出版。80年「水俣」の日本語版を出版(三一書房)、「かくれ切支丹」を写真撮影(遠藤周作共著、角川書店)。中尾ハジメとアメリカ、ペンシルバニア州で1979年に起きたスリーマイル島原発事故調査のため、現地に1年間住みその後も住民インタビューを行う。
83年以来、福井県若湾の原発の安全性の問題に取り組み、1990年高速増殖炉計画に反対する「ストップ・ザ・もんじゅ」事務局設立に参加、91年、グリーン・アクション設立。
現在、脱原発、日本の原子力政策、プルトニウム利用問題に取り組む市民グループ「グリーン・アクション」代表。2003-11グリーンピース・ジャパン理事長。有限会社アイリーン・アーカイブ社長。環境ジャーナリスト。京都在住。
映画MINAMATAの音楽を担当した坂本龍一氏は次のようにコメントしています。「ミナマタに悲劇をもたらしたことと同じことが、その後も世界中で起きていると思います。その意味でミナマタは決して過去のことではないという気持ちで音楽を担当しました。
坂本氏の気持ちを我々一人ひとりが今を生きる人間として共有すべきではないでしょうか。何故なら、我々一人ひとりがこの世界を次世代に渡していく当事者、担当者なのですから。
憲政の確立を通じて人々の命と生存権を守ろうとした尾崎行雄の精神に倣い、Aileen美緒子Smithさんから「Minamataから見える今」を共に学びたいと思います。
皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。学堂会代表 太田敦之