原発汚染水の海洋放出と内部被爆の現実

日時:9月4日(木)19時~20時30分
講師:西尾 正道(にしお まさみち)
参加費:無料
開催形態:Zoomオンラン
参加申込:本ホームページの問い合わせから

講演要旨:
原発による被曝の健康被害の本態は内部被曝であり、これが全く議論されていません。
長く放射性微粒子が取り込まれで被ばくさせるから深刻なのであり、それゆえに軍事機密とされたのです。
トリチウムは水素として全ての物質の化学構造式の中に入り、β線を出すだけでなく、化学構造式まで変えます。
従って最も危険なものなのですが、全く論じられていません。
逆に甲状腺癌の問題は被曝由来とは言えなく、スクリーニング効果ですが、長期でモニターしていく必要があります。
原子力の光と影を見続け放射線治療一筋に歩んできた知見を活かし、市民の方が未来の世代のために、少しでも正しい知識で脱原発に向かい、複合汚染による健康被害にあわないお手伝いをさせて頂きたいと思います。
*講演後に質疑応答(30分)があります

講師略歴:
1947年生まれ。函館市出身。札幌医科大学卒業。
1974年国立札幌病院・北海道がんセンター(現北海道がんセンター)放射線科勤務。
2008年同センター院長、2013年から名誉院長。
日本医学放射線学会放射線治療専門医、日本放射線腫瘍学会名誉会員。
「市民のためのがん治療の会」顧問。
著書(共著含む):
『放射線治療医の本音ーがん患者2万人と向き合って』(NHK出版、2002年)
『被ばく列島』(KADOKAWA、2012年、小出裕章氏との共著)
『被爆インフォデミック トリチウム、内部被爆ーICRPによるエセ科学の拡散』(寿郎社、2021年)
『原発汚染水はどこへー海洋放出の危険性を問うー』(学習の友社、2022年、岩佐茂氏、中山一夫氏との共著)
その他、多数の著書や医学領域の専門学術著書、論文多数

以上、どうぞよろしくお願い致します。
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学堂会代表 太田敦之
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