コロナ後の世界 – コロナパンデミックで変わる世界の医療 –

日時: 2023年1月19日(木) 18:00~
演題 : コロナ後の世界 – コロナパンデミックで変わる世界の医療 –
講師:上 昌広氏(かみ まさひろ)
会費:無料
お申込み:弊会ホームページお問い合わせ、またはPeatix(https://gakudokai20230119.peatix.com/
申し込み後・お支払い確認出来次第、Zoomリンクをご案内します
質疑応答:講演後に質疑応答がございます。
Zoomでの表示名:申込時に使用したお名前で入室お願いします
講義要旨:コロナパンデミックで世界の医療は変わる。それは技術革新が進んだからだ。
コロナを克服したのはmRNAワクチンからオンライン診療などの新規技術だ。このような技術の多くが米国で開発された一方、日本は大きく出遅れた。
今回はその背景について解説したい。

講師略歴:上 昌広 (かみ まさひろ) 氏
1968年神戸市生まれ。東京大学医学部医学科卒業、同大学大学院医学系研究科修了。医学博士。専門は血液・腫瘍内科学。
大宮赤十字病院(現さいたま赤十字病院)、東京都立駒込病院、虎ノ門病院、国立がんセンター中央病院、東京大学医学研究所特任教授を経て、現在、医療ガバナンス研究所理事長、ナビタスクリニック内科医、星槎大学客員教授。
東日本大震災以降、被災地である福島県浜通りの医療支援を継続して行う。
16年4月より特定非営利活動法人(NPO法人)医療ガバナンスを立ち上げ、学校や専門分野を問わずさまざまな若者たちと研究活動を続けている。
医療関係者など約5万人が購読するメールマガジン「MRIC」の編集長も務め、積極的な情報発信を行う。
著書:『ポストコロナ時代に医学部をめざす人のための 医療の仕事大研究』(晶文社)、 『日本のコロナ対策はなぜ迷走するのか』(毎日新聞出版)、『復興は現場から動き出す』(東洋経済新報社)、『日本の医療 崩壊を招いた構造と再生への提言』(蕗書房)、『医療詐欺ー「先端医療」と「新薬」は、まず疑うのが正しい』(講談社+α新書)、『病院は東京から破綻するー医師が「ゼロ」になる日』(朝日新聞出版)、『ヤバい医学部』(日本評論社)等

学堂会より
憲政の父、尾崎行雄は善悪の標準として「世人乃幸福をます言行ハみな善事之をへらす言行ハみな悪事」と言っていました。
コロナパンデミックを通じて世界の人々がオンライン診療に代表される非接触型の行動様式を求め、世界中で社会の在り方が大きく変わり始めています。
新しい行動様式と従来型の行動様式のどちらかをゼロサムで否定するのではなく、どちらも「世人乃幸福をます善事」とするにはどうしたらよいでしょうか。
コロナパンデミックの犠牲となった方々のご冥福を祈ると共に、これを奇禍とし残された我々が、憲法の保障する「幸福追求権」や「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」をいかに実現出来るか、ご一緒に考えてまいりましょう。
憲法に記載の通り、私たちが持つ自由と権利は私たちの不断の努力でしか保持されません。
学堂会の試みは大変小さなものですが、お陰様で2023年1月26日(尾崎の末娘、相馬雪香の誕生日)に10周年を迎えます。皆様への感謝を込めて、本講演会を無料とさせていただきます。
今後もご一緒に尾崎行雄の精神に倣い、努力してまいりましょう。
当日皆様にお会いできることを願っております。
また、ご興味のありそうなご友人等に情報拡散頂けると大変助かります。

この記事を書いた人