尾崎テオドラ英子の略歴

尾崎テオドラ英子

1870年 ロンドンで尾崎三良とバサイア・モリソンの長女として誕生。この結婚は明治日本の最初の国際結婚だったようです。
1887年まで英国で育ち来日。英語教師、英国公使夫人秘書として勤務
1895年離日。イタリアで2年過ごし英国へ帰国。
1899年英語教師として再来日。日本の昔話や詩を英語に翻訳、出版しました。
1905年尾崎行雄と結婚。頭痛持ちの尾崎行雄に軽井沢での静養を勧める等、尾崎行雄の健康管理に気を使いました。尾崎行雄は自分の長寿は妻のお陰だと述べています。また、尾崎行雄と共に国際交流・民間外交に尽力。尾崎行雄が米国に桜の木を寄贈した際、親交のあったタフト米大統領夫人に親書を送りました。1919年尾崎行雄の訪欧に随行し、英国の新聞に日本の最新事情を寄稿しました。
1932年病気療養中の英国で永眠。