講師:相馬行胤氏(そうま・みちたね)
開催形態:Zoom
お申込み:本HPお問合せから(アーカイブ配信あり)
講師プロフィール:旧相馬中村藩主家34代当主。NPO法人相馬救援隊理事長。一般社団法人SOMA共同代表。
2011年3月東日本大震災後、NPO法人相馬救援隊を設立。相馬地方の被災者支援を実施。2013年3月一家で神石高原町に移住し、牧場経営の傍ら、被災者の移住、就業支援を推進。
その後、福島県相馬双葉地方をフィールドに、伝統文化の復興、教育、エネルギーの分野に新しいムーブメントを起こす為、引退競走馬を活用した地域創生プロジェクトに取り組む。
2023年から住民票を福島県双葉郡浪江町に移した「単身赴任殿様」。
ご参考:朝日新聞記事「「殿、ご帰還」再起の福島」
講演要旨:東日本大震災と原発事故から10年以上が経過し、「被災地」と呼ばれて久しい故郷「相馬」は、実は世界の持続可能性をめぐる課題を解決するリソースとアイディアに溢れている。5月に実施される相馬野馬追を代表とする地域の馬事文化を継承しつつ、人々と馬の新しい関係をベースにした新たな地域社会を創出し、次世代に託す様々な「町づくり」の活動を紹介したい。故郷「相馬」は地域課題の解決を通じ、世界が抱える課題に寄与するモデルを提供することにも言及したい。
学堂会から:
「憲政の父・尾崎行雄」は「相馬」と非常に深い縁があります。
尾崎の三女・雪香が講演者、相馬行胤氏の祖父、相馬恵胤氏(旧相馬中村藩主家32代当主)と1937年に結婚した縁です。戦争中に尾崎が不敬罪で拘束・起訴されると、娘の雪香に「これで相馬家の仲間入りが出来た」と冗談を言ったそうです。相馬家の始祖、平将門が朝敵となった歴史を踏まえ、この事件で離縁の覚悟をした娘の心を和ます尾崎のジョークでした。
学堂会は設立以来、現場の知見を現場の人から学ぶことを大切にしてきました。
今回、被災地「相馬」の「町づくり」に現場で取り組む相馬行胤氏から被災地復興の今と課題を学びます。
日本の一地方の地域課題の解決が、世界が抱える課題に寄与するモデルになる。
相馬から世界が見える。
尾崎は「世界の中の日本」を常に意識し日本の課題を考え行動しました。
私達も尾崎に倣い、相馬双葉地方の今と課題を学ぶことを通じて日本、そして世界の今と課題を考えたいと思います。
そして、自分に何が出来るのか問う機会にしたいと思います。
皆様とご一緒に学べることを楽しみにしています。
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学堂会代表 太田敦之
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