日時:1月17日(金)21時から22時30分
講師:Ms. Suzan Southard(スーザン・サウザード氏)
参加費:1000円
開催形態:Zoom
言語:英語(日本語通訳あり)
お申込み:本HPお問合せから(アーカイブ配信あり)
講演要旨:広島と長崎に核攻撃をした事実から今だに目を逸らし、その悲惨さを認めないアメリカで、講師による著書「ナガサキ」は長崎の被爆者について12年の歳月をかけて書かれました。講演では、被爆者の経験を綴った本はアメリカを裏切るものだという非難が出版後に沸き起こったことについても語っていただきます。出版から8年後の今こそ被爆者の話を聞いて理解することがとても大事だと講師は語ります。
講師プロフィール:ジャーナリスト、作家。
著書「ナガサキ」(Nagasaki: Life After Nuclear War (Viking, 2015))で、デイトン文学平和賞、J.アンソニー・ルーカス・ブック賞(コロンビア大学ジャーナリズム・スクールとハーバート大学ニーマン・ジャーナリズム財団による後援)を受賞しました。
また、ワシントンポスト紙やエコノミスト誌でその年の最優秀書にあげられました。
アンティオーク大学より美術修士号。マサチューセッツ州にあるノーマン・メイラー・センターにおいてニュース・史実などのライターを担当。
アリゾナ州にてホームレスや受刑員にものを書くことを教え、大学院レベルのノンフィクションクラスも担当。また、住民が演じるエッセンシャル劇団を創設。長年にわたり南西部の恵まれないコミュニティのために尽くしています。
学堂会から
昨年のノーベル平和賞は「日本原水爆被害者団体協議会」が受賞しました。
このような素晴らしい出来事の陰で、まだまだ多くの被曝体験者の方々が苦しんでいます。昨年11月に続き今月も長崎の被爆者について学びますが海外の視点から学びます。
憲政の父・尾崎行雄は常に「世界の中の日本」を意識することを民(たみ)に訴えました。
原爆生存者を核戦争生存者と表現する講師の視点は、我々に「世界の中の日本」について考える視座を与えてくれるでしょう。
是非、事前に講師による著書「ナガサキ」をお読みください。
最後になりますが、皆様への新年のご挨拶をブログでさせて頂きました。
ご笑覧頂ければ幸いです。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
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学堂会代表 太田敦之
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